2018年5月18日
【おいしいは、髪にいい?】みなさんは「髪にいいもの」と聞いて何を思い浮かべますか?男性・女性用にかかわらず、ドラッグストアには薄毛改善や発毛促進をうたった商品が目白押しですね。また、経口タイプの、いわゆるサプリメントも多く売られています。ただ、体内に摂り込むのですから、心配なのは「副作用」。でも、もし日常口にしているものが髪にいいと言われれば、どうですか。しかも、おいしいとくれば、これはいうことなし。そんなものが実はあるんです。【救世主は大豆】髪の毛は、皮膚や爪と同様にタンパク質でできています。ですから、高タンパク質のものを口にすれば当然、髪にもいいということですね。でも、食事はバランスが肝心。いくら養毛に効果があるといっても、肉や魚ばかり食べているわけにはいきません。そこで、注目されているのが「大豆」。大豆には良質なタンパク質がたっぷり含まれています。しかも、豆料理としてそのまま食べるだけでなく、豆腐やおから、湯葉、納豆などさまざまな加工品としても販売され、日本人にとって最も身近な食材の一つです。さらに、大豆には「大豆イソフラボン」という成分が含まれています。皆さんは、髪の毛の成長に女性ホルモンが関係しているということを聞いたことがあるでしょう。女性ホルモンは通称で、正確にはエストロゲンと言われます。女性にはこのエストロゲンが多いため、男性に比べ薄毛や若はげの人が少ないのですが、実は年齢とともにその分泌量は減っていきます。これが、髪の毛の健康にかかわっているのです。そして、大豆イソフラボンは、体内でこのエストロゲンと同じような働きをすることが知られています。ということは、加齢によって減ってしまった女性ホルモンを補うのに役立つということ。つまり、髪の毛の健康に効果があるというわけです。【豆乳なら、続けられる】いいことづくめの大豆ですが、ここで一つ大きな問題が。いくら大豆が髪にいいと分かっていても、毎日毎日豆腐や納豆を食べるというのは荷が重い。そこで、おすすめなのが「豆乳」です。朝コップ一杯の豆乳を飲むというのであれば、苦にならないという人も多いはず。豆乳だったら冷たく冷やしても、すこし温めてもおいしくいただくことができます。また、スーパーなどに行けば、飲みきりサイズの紙パック入り商品がたくさん。味もいろいろですので、飽きずに続けることができますね。おいしくて髪にいい…あなたも始めてみては。
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