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髪の基礎知識

BLOG 2016年4月15日
今日は髪の基礎知識について少しお話したいと思います。 ちょっと専門的な話になってしまいますがたまにはいいですよね(笑)  
髪は爪と同様に、肌の角質層が変化してできたもので、 約7万~10万本と言われています。 髪は1日に 0,3mm~0,5mmのペースで伸びるといわれています。 髪の主成分は18~20種類のアミノ酸からできたタンパク質で、 健康な髪は水分を約13%含んでおり、水分が足りなくなると ダメージの原因となります。 髪は死んだ細胞ですので、痛みなどを感じることはありませんが、 修復機能がないため一度負担をかけてしまうと、 自然にもとの状態に戻るということはありません。  
髪は、頭皮から出ている「毛幹」と頭皮の内部にある「毛根」に分かれています。 普段私たちが“髪”として扱っているのは「毛幹」の部分です。 毛根の下のふくらんだ部分は「毛球」と呼ばれており、「毛乳頭」があります。 毛乳頭は頭皮の毛細血管から栄養を受け、髪を作る毛母細胞に与え、指示を出します。 髪の毛が伸びるのは、毛乳頭から栄養と指示を受けた毛母細胞が分裂・増殖し、 上へ上へと成長していくためです。 活発な毛母細胞は水分や栄養を多く必要とするので、 髪の成長には頭皮のそれらの供給源である血液の循環をよくしておくことが大切です。

髪の構造

髪は大きく分けるとキューティクル、コルテックス、メデュラという3つの層で構成されています。
キューティクル
よく名前を聞くキューティクルは髪の毛の一番外側の部分です。 主にかたいたんぱく質から構成されており、とても薄いうろこ状のものが4~10枚重なって 内部を守る働きをしています。一番外側にあるため、パーマやカラー、紫外線などで 傷ついてしまうことがあります。
コルテックス
コルテックスは髪の中間部にあり、たんぱく質と繊維によって構成されています。 約90%という髪の大部分をこの部分が占めています。コルテックスは髪の柔軟性や太さに 影響があります。また、この部分のメラニン顆粒の違いによって髪の色が決まります。
メデュラ
メデュラは髪の中心にあり、髪の芯となります。健康的で太い髪に存在します。 主にやわらかいたんぱく質から構成されています。

髪の毛の構造は巻きずしにして例えるとわかりやすかったりします↓

 

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ヘアサイクル

髪は永久に伸び続けるのではなく、男性で2~5年、女性で4~6年の寿命があります。 寿命になると髪は自然に抜け、残った毛包からまた新しい髪が生えてきており、 1日に 50~70本生え変わっていると言われています。
hair-cycle
髪のヘアサイクルは、成長期、退行期、休止期というサイクルに分かれています。 成長期:毛母細胞の分裂により新しい髪が伸びている時期 退行期:毛母細胞の働きが弱くなり髪の成長が止まり、 髪が根付いている時期 休止期:成長が止まった髪が上の方に上がっていき生え変わる時期 一本一本の髪が独立したヘアサイクルを持っているので、休止期によって一気に 髪が抜けてしまうといったようなことはありません。