自然乾燥は髪に悪いと言われている原因と理由はズバリこれ!
よく、テレビや雑誌などで、髪の自然乾燥はダメージの原因になると特集されています。
逆にドライヤーで乾燥させるのも、かなりの高温の熱風を髪にあてることになります。
そのため、髪にとってはかなりのダメージになるのではないかとも考えられますよね。
髪の自然乾燥とドライヤーでは、いったいどちらの方が髪に悪い乾燥方法と言えるのでしょうか?
自然乾燥が髪に悪い原因と理由
髪の自然乾燥が髪に悪いと言われているのには、理由があります。
実は髪が濡れた状態というのは、髪の表面のキューティクルが開いていて、髪同士がすれ合うことで摩擦が起きて、とてもダメージを受けやすい状態となっています。
キューティクルが開いていると、髪の内側にある水分がどんどんと蒸発していき、髪はとてもパサついてしまうんですよね。
そのため、自然乾燥をした髪はぼさぼさになっていて、後からドライヤーでブローをしてもなかなかそのパサついた状態を改善できません。
しかも、一度蒸発してしまった水分というのは、後から補うことがとっても難しいのです。
そのため、自然乾燥は髪に悪いと言われているのですよね。
ドライヤーのほうが良い理由
ところで、ドライヤーでの乾燥方法も髪に悪いと感じませんか?
HOTという設定、実は100度から120度くらいの超高温の熱風が出ているのですよ。
そんな熱風を髪にあててしまうと、少なからずダメージとなってしまうのも理解できますよね。
しかも、髪を構成するのは大半がタンパク質。
卵を焼く過程でも分かるように、加熱するとタンパク質は凝固してしまいます。
髪に含まれるタンパク質も同様です。
あまりに高温すぎると、髪のタンパク質が傷んだ状態のまま凝固してしまいます。
そのため、ドライヤーでの乾燥も髪のダメージの原因となってしまうのです。
とはいうものの、風の力で一気に髪を乾かしてしまうので、髪から蒸発してしまう水分量は自然乾燥に比べると、断然少なくなります。
そのため、髪に与えるダメージも相対的に少なくて済み、自然乾燥の方が傷んでしまうと言えます。
しかし、熱風によるダメージが髪に加わってしまうのは事実。
それを回避するポイントが2つあります。
髪を乾かすときには、少しでもダメージを減らすために、髪から15センチほど距離を置いて風をあてる。(距離をとることで、髪にあたる風の温度が少し下がり、髪に加わるダメージも少なくすることができますよ)
洗い流さないトリートメントを付けるのも大切ですね。
髪を保護する成分が多く入っているものの方が、当然ですが効果は高くなりますね。
個人的には寒椿か馬油が良いかなと思っています。
2つのポイントを守ることにより、ドライヤーによる髪ダメージは、かなり軽減できますから面倒じゃなければ実践してくださいね。