どのカラー剤がいいの?~多種多様なヘアカラー剤の世界~
メニューを見るとマニキュア、ヘアカラー……など、
カラーの中でもたくさんの種類が!
何が違うの?ダメージは?私に合うヘアカラーって?
と、疑問におもってしまいますよね^^;
先日と引き続きちょっと難しい用語もでてきますが、
ヘアカラーの種類について簡単にご紹介します♪
ヘアカラーは、大きく分けて2種類!
①医薬部外品”に分類される『染毛剤』
②“化粧品”に分類される『染毛料』
実は、ヘアカラーは薬機法※で分類されています。
それぞれの特徴を書いていきますと……
1.医薬部外品に分類される「染毛剤」
★特徴★
アルカリカラー剤とも呼ばれる「酸化染毛剤」は、
メラニン色素の脱色をしながら、開いたキューティクルの
隙間から染料が入るカラー剤です。
〇毛髪の内部で発色するため、色数が豊富で明度アップも可能です。
〇カラーチェンジしやすく、ヘアサロンで1番多く使われているカラー剤です
△染毛料に比べるとダメージがあります。
★染毛剤いろいろ★
・酸化染料を配合した「酸化染毛剤」
・ポリフェノールや金属イオンを配合した
オハグロ式白髪染めと言われる「非酸化染毛剤」
・染料が配合されていない「脱色剤」など。
※特に、脱色剤は毛髪へのダメージが大きいため、
施術後は念入りな髪のお手入れがおすすめです!
2.化粧品に分類される「染毛料」
★特徴★
『染毛料』には、ヘアマニキュアと呼ばれる酸性染料を配合した「酸性染毛料」、
近年増えている「新規の染毛料」、カラースプレーなどの一時染毛料の「毛髪着色料」あります。
マニキュアなどの「酸性染毛料」は、
〇脱色せずにキューティクルの表面が染まるため、髪へのダメージは少ない
△同様に、明るい色にすることはできない
△3~4週間ほど色持ちしますが、地肌に付くと染まりやすいので
生え際などは注意が必要!
カラーリンスなどの「新規の染毛料」
最近よく見るカラーリンスやトリートメントカラーに使われている染毛料のことで、
2001年の化粧品規制緩和により配合が可能になった
塩基性染料やHC染料を主成分とする染毛料です。
〇染料がキューティクルの表面に吸着したり、
毛髪内部へ徐々に浸透して染まるため、髪にダメージがない
〇皮膚に付着しにくい
〇根元の伸びた白髪を自然に目立たなくする効果などが期待できます♪
このように、さまざまな種類のあるカラー剤…
美容室では色の種類も豊富で目的や髪の状態に合わせて、
お客さま一人ひとりにあったヘアカラー剤を使用しているので、
美しく、最小限のダメージでカラーを楽しめますよ♪
「ダメージが気になる」など、個別のご相談もお気軽にスタッフまでどうぞ^^
※医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律